クレジットカードの現金化は誰でも簡単にできるって本当?カードの種類によって現金化できないケースはあるの?
2021年5月28日クレジットカードの現金化業者のホームページを見ると「どんなカードでもOK!」と謳われていますね。
しかし日本では実に多くの会社がクレジットカードを発行しています。年会費に注目するだけでも、無料のクレジットカードから1万円以上するゴールドカードもあるのです。
どちらのクレジットカードも現金化に利用できますが、条件によっては現金化ができない場合も。どんなクレジットカードは現金化できないのでしょうか。
クレジットカードの有効期限を切らしていない?
現金化に利用できるのは有効期限内のクレジットカードに限ります。
一般的にクレジットカードは5~7年で更新時期を迎え、利用者に問題がなければ自動的に新しいカードが送られてきます。
古いクレジットカードは自分でハサミを入れて処分することになりますが、有効期限の切れたクレジットカードをうっかり財布に入れたまま、ということも。有効期限はクレジットカードの表面に「10/21」といった数字で印字されています。
月スラッシュ年の順で書かれているので、この場合は「10月21日」ではなく「2021年の10月まで」がクレジットカードの有効期限です。
焦って有効期限の切れたクレジットカードで現金化を申し込んでも商品購入の段階でエラーになり、先へは進めません。
あといくら使えるのか、限度額を把握している?
クレジットカードには決済できる累計の上限額が決められています。
限度額は同じ会社が発行するクレジットカードであっても利用履歴や個人の信用力によって異なります。
カードを発行している会社からすれば、毎月まとまった金額を決済していて返済に滞りのない人と、返済が遅れがちな人がいれば前者を贔屓にしたいですよね。
カード会社から問題があると判断された人は限度額が引き下げられてしまうこともあります。
また、よく勘違いされている点として、限度額とは一ヶ月に使える上限額ではないことに注意しましょう。
クレジットカードには利用金額の返済サイクルが決められており、締め日の翌月や翌々月に利用した金額が銀行口座からまとめて引き落とされます。この引き落としが終わるまでは限度額はリセットされないのです。
クレジットカード自体の限度額を超える現金化は専門業者であってもできないので、心配であればカード会社に確認しておきましょう。
クレジットカードの名義人の年齢は?
未成年であってもクレジットカードは持つことができます。
10代でも就職して安定した収入を得ている人もいますし、大学生向けのクレジットカードを発行している会社もあります。
クレジットカードの加盟店であれば持ち主の年齢に関係なく、ごく普通に買物することができるのです。
ところがクレジットカードの現金化は未成年ではできません。現金化業者は中古品を取り扱う古物商として登録をしていますが、多くの自治体には未成年からの商品買取を規制する条例があるからです。
厳密に言うと保護者の同意があれば買取ができるのですが、クレジットカード現金化に賛成してくれる保護者は現実的にはいませんよね。
もし親のカードで現金化を試みても、身分証の確認でバレてしまいます。他人名義のクレジットカードを使うことは犯罪になるので絶対にやめてくださいね。
まとめ
現金化業者に申し込めば手元のクレジットカードで現金を得られるなんて、夢のようですね。
トラブルに合うことなく現金化を成功させている人がほとんどですが、現金化の仕組みを知らないと失敗してしまうことも。
現金化を断られて焦る前に、手持ちのクレジットカードの状態を確認しておきましょう。